その他のメールサービスをメール共有オプションで使う

記事番号:040906
対象読者: システム管理者

GmailでもExchange Onlineでもないプロバイダーが提供するメールアドレスを、メール共有オプションで使用できるように設定します。

設定前の準備

お使いのメールアドレスをメール共有オプションで使用できるようにするには、メールアドレスやパスワードのほかに、サーバー名やポート番号などの情報が必要です。ご契約のプロバイダーの書類やWebサイトでこれらの情報を事前に確認して、手元に準備してください。
メールの設定値が掲載されている、主なプロバイダーのサイトは、次のとおりです。いずれのページも日本語のみです。

手順

  1. 「メール共有オプションへようこそ」ダイアログで、[次へ]をクリックします。

  2. 「メール共有オプションの初期設定の手順」ダイアログで、[設定を始める]をクリックします。

  3. 「Step1 メールサーバーの選択(1/4)」ダイアログで、[その他]を選択し、[次へ]をクリックします。
    スクリーンショット:[その他]を選択している

  4. 「Step1 送受信メールの設定(2/4)」ダイアログで、「差出人名」を入力します。
    スクリーンショット:メールの差出人名を入力している

  5. メール共有オプションで受信したメールをサーバーに残すかどうかを選択します。
    選択時には、次の点を考慮してください。

    • メール共有オプションの試用期間中や別サービスからの移行期間中は、[メールをサーバーに残す]を選択してください。この設定にすると、サーバーに残っているメールは、別のメールソフトでも受信できます。
    • 試用期間終了後もメール共有オプションを継続して利用する場合は、[メールをサーバーから削除する]を選択し、サーバーから削除するタイミングを指定してください。なお、プロバイダーのメールボックスに容量の制限がある場合、メールを受信できなくなる可能性があります。また、サーバーにメールが蓄積されていくと、メールの受信に時間がかかることがあります。

    スクリーンショット:メールをサーバーに残すかどうかを選択する項目

  6. 過去のメールを「(処理済み)」として受信するかどうかを設定します。
    別のメールソフトの設定でメールをサーバーに残している場合は、サーバーに残ったメールはメール共有オプションに受信されます。そのため、対応不要なメールが「(未処理)」として受信されないように、日付を指定して、過去のメールをあらかじめ「(処理済み)」にすることを推奨します。
    この設定は、受信時にメールの処理状況を「(処理済み)」にする条件として、運用管理の「受信時の処理状況」に追加されます。詳細は、次のページを参照してください。
    メールを自動で処理済みにする
    スクリーンショット:過去のメールを処理済みにするかどうかを選択する項目

  7. [次へ]をクリックします。

  8. 「Step1 メールアカウントの接続(3/4)」ダイアログで、メールアカウントの次の情報を入力します。
    プロバイダーのご契約書類やWebサイトで、入力する情報を確認してください。

    • メールアドレス
    • ユーザー名
    • パスワード
  9. [次へ]をクリックします。

  10. 「Step1 メールサーバーの接続(4/4)」ダイアログで、受信メールサーバーの情報を入力します。
    プロバイダーのご契約書類やWebサイトで、入力する情報を確認してください。

    • 受信方式
      プロバイダーから指定されているメールの受信方式を選択します。
    • サーバー名
      受信メールサーバーのドメインまたはIPアドレスを入力します。
    • ポート番号
      受信ポート番号を入力します。
      POP3の一般的なポート番号は110です。通信を暗号化する場合は995です。
      IMAP4の一般的なポート番号は143です。通信を暗号化する場合は993です。
    • 通信を暗号化する
      接続を暗号化するようプロバイダーから指定されている場合に選択します。
  11. 送信メールサーバーの情報を入力します。
    プロバイダーのご契約書類やWebサイトで、入力する情報を確認してください。

    • サーバー名
      送信メールサーバーのドメインまたはIPアドレスを入力します。
    • ポート番号
      送信ポート番号を入力します。一般的なポート番号は587です。通信を暗号化する場合、多くのプロバイダーでは465です。
    • 通信を暗号化する
      接続を暗号化するようプロバイダーから指定されている場合に選択します。
    • SMTP認証を有効にする
      SMTP認証(SMTP-AUTH)を有効にするようプロバイダーから指定されている場合に選択します。多くのプロバイダーでは、SMTP認証を有効にし、認証方式には[PLAIN]と[メールアカウントのユーザー名とパスワードを使用する]を選択します。
  12. [接続する]をクリックします。

  13. 「Step1 完了」ダイアログで、[閉じる]をクリックします。