エラーが表示されて、フィールドを削除できない
フィールドを削除しようとしてエラーが表示された場合、多くの原因は、ほかのアプリのフィールドや、同じアプリ内の設定などで削除対象のフィールドが指定されていることです。このような場合、原因となっているフィールドや設定の内容を変更または削除すると、対象のフィールドを削除できるようになります。
ここでは、エラーごとに原因と対処方法を説明します。
「ルックアップフィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される
エラーの詳細
フィールドを削除できません。「***」アプリのルックアップフィールド「***」から参照されています。参照元のルックアップフィールドの設定を変更するか、または削除してください。
「***」アプリの設定画面へ
(GAIA_LO02)
原因と対処方法
ほかのアプリのルックアップフィールドの設定で、このフィールドが指定されているため、削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
エラー内の[「***」アプリの設定画面へ]をクリックします。
-
エラーに名前が表示されていたルックアップフィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。
- ルックアップフィールドを削除する
- ルックアップフィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
ルックアップを設定する
-
最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。
「関連レコード一覧フィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される
エラーの詳細
フィールドを削除できません。「***」アプリの関連レコード一覧フィールド「***」から参照されています。参照元の関連レコード一覧フィールドの設定を変更するか、または削除してください。
「***」アプリの設定画面へ
(GAIA_RE07)
原因と対処方法
ほかのアプリの関連レコード一覧フィールドの設定で、このフィールドが指定されているため、削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
エラー内の[「***」アプリの設定画面へ]をクリックします。
-
エラーに名前が表示されていた関連レコード一覧フィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。
- 関連レコード一覧フィールドを削除する
- 関連レコード一覧フィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
関連レコード一覧を設定する
-
最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。
「復旧可能なアプリ『***』のルックアップフィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される
エラーの詳細
フィールドを削除できません。削除済みかつ復旧可能なアプリ「***」のルックアップフィールド「***」から参照されています。
フィールドを削除するには、アプリ「***(アプリID:***)」を一度復旧し、ルックアップフィールドを削除または設定変更してください。
※アプリを復旧できるのは「cybozu.com共通管理者」のみです。詳細はヘルプを参照してください。
(GAIA_LO02)
原因と対処方法
削除済みアプリのルックアップフィールドの設定で、このフィールドが指定されています。アプリの復旧が必要になったときにルックアップのデータが失われないよう、このフィールドは削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
エラーに表示されているルックアップフィールドの名前をメモしておきます。
-
エラーに名前が表示されているアプリを復旧します。
削除したアプリを復旧する
-
手順2で復旧したアプリのフォームの設定画面を開きます。
-
手順1でメモしておいたルックアップフィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。
- ルックアップフィールドを削除する
- ルックアップフィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
ルックアップを設定する
-
最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。
「復旧可能なアプリ『***』の関連レコード一覧フィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される
エラーの詳細
フィールドを削除できません。削除済みかつ復旧可能なアプリ「***」の関連レコード一覧フィールド「***」から参照されています。
フィールドを削除するには、アプリ「***(アプリID:***)」を一度復旧し、関連レコード一覧フィールドを削除または設定変更してください。
※アプリを復旧できるのは「cybozu.com共通管理者」のみです。詳細はヘルプを参照してください。
(GAIA_RE07)
原因と対処方法
削除済みアプリの関連レコード一覧フィールドの設定で、このフィールドが指定されています。アプリの復旧が必要になったときに関連レコード一覧のデータが失われないよう、このフィールドは削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
エラーに表示されている関連レコード一覧フィールドの名前をメモしておきます。
-
エラーに名前が表示されているアプリを復旧します。
削除したアプリを復旧する
-
手順2で復旧したアプリのフォームの設定画面を開きます。
-
手順1でメモしておいた関連レコード一覧フィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。
- 関連レコード一覧フィールドを削除する
- 関連レコード一覧フィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
関連レコード一覧を設定する
-
最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。
「プロセス管理の作業者に設定したフィールド(***)は、削除できません」というエラーが表示される
エラーの詳細
プロセス管理の作業者に設定したフィールド(***)は、削除できません。
(GAIA_SA02)
原因と対処方法
プロセス管理の設定で、「作業者」にこのフィールドが指定されているため、削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
プロセス管理の設定画面を開き、「作業者」で削除対象のフィールド以外を指定します。
プロセス管理の基本的な使いかた -
フォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。
「定期レポート機能を有効にしたグラフ(***)で選択したフィールドは、削除できません」というエラーが表示される
エラーの詳細
定期レポート機能を有効にしたグラフ(***)で選択したフィールドは、削除できません。
(GAIA_RE06)
原因と対処方法
定期レポート機能を有効にしたグラフで、このフィールドが指定されているため、削除できません。
定期レポートとは
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
フォームの設定画面を再読み込みします。
フォームの変更が中止され、フォームの内容が前回保存したときの状態に戻ります。 -
[グラフ]タブをクリックし、エラーに名前が表示されていたグラフを削除します。
グラフを削除する -
[フォーム]タブをクリックし、削除対象のフィールドを削除します。
「削除しようとしているフィールドを条件にしたレコードのアクセス権が設定されています。」というエラーが表示される
エラーの詳細
フィールドを削除できません。削除しようとしているフィールドを条件にしたレコードのアクセス権が設定されています。
(GAIA_FI06)
原因と対処方法
このフィールドを削除すると、レコードのアクセス権の設定で、条件が重複してしまうため、削除できません。
例:レコードのアクセス権の設定で、以下のように条件が指定されている場合
- 「個人情報」フィールド=「あり」、かつ「部署名」フィールド=「営業」
- 「個人情報」フィールド=「あり」、かつ「部署名」フィールド=「人事」
「部署名」フィールドを削除すると、レコードのアクセス権の条件からも削除されます。
これにより、「個人情報」フィールドの条件が重複することになり、エラーが表示されます。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
-
フォームの設定画面を再読み込みします。
フォームの変更が中止され、フォームの内容が前回保存したときの状態に戻ります。 -
[設定]タブをクリックし、「アクセス権」の[レコード]をクリックして、レコードのアクセス権を変更します。
レコードにアクセス権を設定する
条件から削除対象のフィールドに関する項目を削除した上で、重複する条件がないように指定してください。 -
[フォーム]タブをクリックし、削除対象のフィールドを削除します。