エラーが表示されて、フィールドを削除できない

記事番号:040792

フィールドを削除しようとしてエラーが表示された場合、多くの原因は、ほかのアプリのフィールドや、同じアプリ内の設定などで削除対象のフィールドが指定されていることです。このような場合、原因となっているフィールドや設定の内容を変更または削除すると、対象のフィールドを削除できるようになります。

ここでは、エラーごとに原因と対処方法を説明します。

「ルックアップフィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される

エラーの詳細
フィールドを削除できません。「***」アプリのルックアップフィールド「***」から参照されています。参照元のルックアップフィールドの設定を変更するか、または削除してください。
「***」アプリの設定画面へ
(GAIA_LO02)

原因と対処方法
ほかのアプリのルックアップフィールドの設定で、このフィールドが指定されているため、削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。

  1. エラー内の[「***」アプリの設定画面へ]をクリックします。

  2. エラーに名前が表示されていたルックアップフィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。

    • ルックアップフィールドを削除する
    • ルックアップフィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
      ルックアップを設定する
  3. 最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。

「関連レコード一覧フィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される

エラーの詳細
フィールドを削除できません。「***」アプリの関連レコード一覧フィールド「***」から参照されています。参照元の関連レコード一覧フィールドの設定を変更するか、または削除してください。
「***」アプリの設定画面へ
(GAIA_RE07)

原因と対処方法
ほかのアプリの関連レコード一覧フィールドの設定で、このフィールドが指定されているため、削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。

  1. エラー内の[「***」アプリの設定画面へ]をクリックします。

  2. エラーに名前が表示されていた関連レコード一覧フィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。

    • 関連レコード一覧フィールドを削除する
    • 関連レコード一覧フィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
      関連レコード一覧を設定する
  3. 最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。

「復旧可能なアプリ『***』のルックアップフィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される

エラーの詳細
フィールドを削除できません。削除済みかつ復旧可能なアプリ「***」のルックアップフィールド「***」から参照されています。
フィールドを削除するには、アプリ「***(アプリID:***)」を一度復旧し、ルックアップフィールドを削除または設定変更してください。
※アプリを復旧できるのは「cybozu.com共通管理者」のみです。詳細はヘルプを参照してください。
(GAIA_LO02)

原因と対処方法
削除済みアプリのルックアップフィールドの設定で、このフィールドが指定されています。アプリの復旧が必要になったときにルックアップのデータが失われないよう、このフィールドは削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。

  1. エラーに表示されているルックアップフィールドの名前をメモしておきます。

  2. エラーに名前が表示されているアプリを復旧します。
    削除したアプリを復旧する

  3. 手順2で復旧したアプリのフォームの設定画面を開きます。

  4. 手順1でメモしておいたルックアップフィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。

    • ルックアップフィールドを削除する
    • ルックアップフィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
      ルックアップを設定する
  5. 最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。

「復旧可能なアプリ『***』の関連レコード一覧フィールド『***』から参照されています」というエラーが表示される

エラーの詳細
フィールドを削除できません。削除済みかつ復旧可能なアプリ「***」の関連レコード一覧フィールド「***」から参照されています。
フィールドを削除するには、アプリ「***(アプリID:***)」を一度復旧し、関連レコード一覧フィールドを削除または設定変更してください。
※アプリを復旧できるのは「cybozu.com共通管理者」のみです。詳細はヘルプを参照してください。
(GAIA_RE07)

原因と対処方法
削除済みアプリの関連レコード一覧フィールドの設定で、このフィールドが指定されています。アプリの復旧が必要になったときに関連レコード一覧のデータが失われないよう、このフィールドは削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。

  1. エラーに表示されている関連レコード一覧フィールドの名前をメモしておきます。

  2. エラーに名前が表示されているアプリを復旧します。
    削除したアプリを復旧する

  3. 手順2で復旧したアプリのフォームの設定画面を開きます。

  4. 手順1でメモしておいた関連レコード一覧フィールドに対して、以下のいずれかの操作を行います。

    • 関連レコード一覧フィールドを削除する
    • 関連レコード一覧フィールドの設定で、削除対象のフィールド以外を指定する
      関連レコード一覧を設定する
  5. 最初に操作していたアプリのフォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。

「プロセス管理の作業者に設定したフィールド(***)は、削除できません」というエラーが表示される

エラーの詳細
プロセス管理の作業者に設定したフィールド(***)は、削除できません。
(GAIA_SA02)

原因と対処方法
プロセス管理の設定で、「作業者」にこのフィールドが指定されているため、削除できません。
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。

  1. プロセス管理の設定画面を開き、「作業者」で削除対象のフィールド以外を指定します。
    プロセス管理の基本的な使いかた

  2. フォームの設定画面に戻り、削除対象のフィールドを削除します。

「定期レポート機能を有効にしたグラフ(***)で選択したフィールドは、削除できません」というエラーが表示される

エラーの詳細
定期レポート機能を有効にしたグラフ(***)で選択したフィールドは、削除できません。
(GAIA_RE06)

原因と対処方法
定期レポート機能を有効にしたグラフで、このフィールドが指定されているため、削除できません。
定期レポートとは
このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。

  1. フォームの設定画面を再読み込みします。
    フォームの変更が中止され、フォームの内容が前回保存したときの状態に戻ります。

  2. [グラフ]タブをクリックし、エラーに名前が表示されていたグラフを削除します。
    グラフを削除する

  3. [フォーム]タブをクリックし、削除対象のフィールドを削除します。

「削除しようとしているフィールドを条件にしたレコードのアクセス権が設定されています。」というエラーが表示される

エラーの詳細
フィールドを削除できません。削除しようとしているフィールドを条件にしたレコードのアクセス権が設定されています。
(GAIA_FI06)

原因と対処方法
このフィールドを削除すると、レコードのアクセス権の設定で、条件が重複してしまうため、削除できません。

例:レコードのアクセス権の設定で、以下のように条件が指定されている場合

  • 「個人情報」フィールド=「あり」、かつ「部署名」フィールド=「営業」
  • 「個人情報」フィールド=「あり」、かつ「部署名」フィールド=「人事」

「部署名」フィールドを削除すると、レコードのアクセス権の条件からも削除されます。
これにより、「個人情報」フィールドの条件が重複することになり、エラーが表示されます。


このフィールドを削除したい場合は、以下の操作を行ってください。
  1. フォームの設定画面を再読み込みします。
    フォームの変更が中止され、フォームの内容が前回保存したときの状態に戻ります。

  2. [設定]タブをクリックし、「アクセス権」の[レコード]をクリックして、レコードのアクセス権を変更します。
    レコードにアクセス権を設定する
    条件から削除対象のフィールドに関する項目を削除した上で、重複する条件がないように指定してください。

  3. [フォーム]タブをクリックし、削除対象のフィールドを削除します。