メールワイズと連携したアプリで「テンプレートとして使用するアプリの取得に失敗しました。」というエラーが表示される

記事番号:040390

メールワイズと連携したアプリで、レコード一覧画面やレコード詳細画面に [メールを作成する] ボタンが表示されず、「テンプレートとして使用するアプリの取得に失敗しました。」と表示される場合があります。

  • レコード一覧画面の場合 一斉送信設定時のエラー画面

  • レコード詳細画面の場合 個別送信設定時のエラー画面

この場合は、以下の原因が考えられます。

  • テンプレートとして指定したアプリが削除されている
  • テンプレートとして指定したアプリが、以下のいずれかの状態になっている
    • アプリのアクセス権の設定で、エラーが表示されるユーザーに「レコード閲覧」権限がない
    • 非公開スペースに所属するアプリ、かつ、エラーが表示されるユーザーがその非公開スペースに参加していない
    • アプリが所属するアプリグループのアクセス権の設定で、エラーが表示されるユーザーに「アプリの管理/使用/削除」の権限がない

以下に、対処方法を説明します。

全ユーザーに該当エラーが表示されている場合

テンプレートとして指定したアプリが削除されている可能性があります。

テンプレートとして指定したアプリが削除されている場合は、該当エラーが表示されているアプリで、メールワイズ連携のプラグインの設定画面を開くと、「テンプレートとして使用するアプリの取得に失敗しました。」と表示されます。
テンプレートアプリが削除されているときのエラー画面

プラグインの設定画面を開く手順は、次のとおりです。この操作には、アプリの管理権限が必要です。

  1. 該当エラーが表示されているアプリで、画面右上の歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。

  2. 「アプリの設定」画面で、「設定」タブの「カスタマイズ/サービス連携」にある[プラグイン]をクリックします。

  3. メールワイズ連携の[プラグインの設定]をクリックして、「プラグインの設定」画面を開きます。

テンプレートとして指定したアプリが削除されている場合は、プラグインの設定画面で、テンプレートとして使用するアプリに、存在するアプリを指定しなおしてください。
続いて、必須項目を設定し、プラグインの設定を保存してから、アプリを更新してください。

メールワイズ連携を設定する

特定のユーザーのみに該当エラーが表示されている場合

テンプレートとして指定したアプリが、以下のいずれかの状態になっている可能性があります。

  • アプリのアクセス権の設定で、エラーが表示されるユーザーに「レコード閲覧」権限がない
  • 非公開スペースに所属するアプリ、かつ、エラーが表示されるユーザーがその非公開スペースに参加していない
  • アプリが所属するアプリグループのアクセス権の設定で、エラーが表示されるユーザーに「アプリの管理/使用/削除」の権限がない

アプリのアクセス権の設定を確認する

テンプレートとして指定したアプリで、 「アプリのアクセス権」画面を開いて、エラーが表示されるユーザーに「レコード閲覧」権限があるかどうかを確認してください。
「アプリのアクセス権」画面を開く手順は、次のとおりです。この操作には、テンプレートとして指定したアプリの管理権限が必要です。

  1. 「レコードの一覧」画面で、画面右上にある歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。

  2. 「アプリの設定」画面で、[設定]タブの「アクセス権」にある[アプリ]をクリックします。

  3. 「アプリのアクセス権」画面で設定を確認します。
    該当ユーザーに「レコード閲覧」権限がない場合は、必要に応じて、権限を付与してください。

アプリのアクセス権の詳細については、次のページを参照してください。
アプリにアクセス権を設定する

アプリが非公開スペースに所属しているかを確認する

テンプレートとして指定したアプリが、非公開スペースに所属しているかを確認してください。
アプリが所属しているスペースは、アプリのパンくずリストから確認できます。
スペース名をクリックして、画面右上に「非公開スペース」と表示されているかをご確認ください。 アプリが所属するスペースの確認方法

アプリが非公開スペースに所属している場合は、該当ユーザーがそのスペースに参加しているかを確認してください。
スペースの参加メンバーは、スペースの「ピープル」欄で確認できます。

エラーが表示されるユーザーがそのスペースに参加していない場合は、必要に応じて、そのスペースの管理者が、メンバーを追加してください。

スペースにメンバーを追加するには、スペース画面右上の「オプション」アイコンをクリックし、[メンバーを管理]をクリックします。スペースの管理画面で、該当ユーザーを選択して、[保存]ボタンをクリックします。

スペースのメンバーを追加する

アプリグループのアクセス権の設定を確認する

システム管理画面を開いて、テンプレートとして指定したアプリが所属するアプリグループのアクセス権の設定で、エラーが表示されるユーザーに「アプリの管理/使用/削除」権限があるかどうかを確認してください。

アプリグループのアクセス権を確認する手順は、次のとおりです。この操作には、kintoneシステム管理権限が必要です。

  1. kintoneの画面上部の歯車の形をした[設定]アイコンをクリックし、[kintoneシステム管理]をクリックします。

  2. 表示されたシステム管理画面で[アプリグループ]をクリックして、設定を変更するアプリグループの[アクセス権]をクリックします。

  3. アプリグループのアクセス権を確認します。
    該当ユーザーに「アプリの管理/使用/削除」権限がない場合は、必要に応じて、権限を付与してください。

アプリグループのアクセス権の詳細については、次のページを参照してください。
アプリグループにアクセス権を設定する